
今回はキーワードの検索意図、ユーザーの悩み・疑問をイメージするっていうことで解説していきます。
ユーザーはなぜ検索するかって言うと、悩み・疑問を解決したいと思うからですね。
ユーザーは本当は検索などしたくないのです。
検索結果に表示されたサイトブログも訪れたくないと思ってます。
できるならそういうことはしたくないですね。
でも悩み・疑問は解決したいと思ってます。
その悩み疑問を解決できる方法っていうのは、検索することなんですね。
なので仕方なく検索をして、サイトブログに訪れて、色々と調べるわけです。
ですが名前指定のキーワードはまた別ですね。
特定のサイトブログに行きたいユーザーです。
例えばYouTubeとかTwitterとかFacebookとか、これらのキーワードを打ち込む人って大抵の場合公式サイトに行きたい人なんです。
その特定のサイトブログが一位に表示されます。
検索ユーザーのほとんどは、こう悩み・疑問を解決したいから検索をする。
なのでなぜそのキーワードで検索したのか、その悩み・疑問を深く知るってことが重要です。
目次
キーワードの外側・内側
キーワードには外側と内側があってその両方を見なくてはならないです。
外側は、検索ボリューム。
検索ボリュームだけを見るのはNGです。
結構始めの頃っていうのは数値だけを見がちなんですけど、検索キーワードが多いからビッグキーワード狙おうみたいな、そんな感じになってしまう。
なので検索ボリュームだけを見るのは良くないです。
内側っていうのはユーザーの悩み・疑問のことですね。
ユーザーが検索している時の悩み・疑問を理解するようにします。
つまり内側に入ってみるってことです。
ユーザーの欲望とか恐怖、好奇心とか不安。
検索するっていうのはこれらの感情がきっかけになってするものなんですね。
なのでそのユーザーのその感情を理解して先回りをして記事にするようにします。
メインキーワードの一語だけでは、そういうユーザーの感情っていうのは見えてこないですね。
2語とか3語とか具体的になることで、ユーザーの感情が見えてくるようになります。
1語のビッグキーワードで上位すればアクセスは来るんですけど、1語のビッグキーワードだけではそもそも記事を書くことはできないです。
それはユーザーの感情が見えないからですね。
メインキーワードがあって、2語目3語目の関連キーワード。
これらによってユーザーの感情も色々と変わってきます。
例えば「断捨離 コツ」。
これだと断捨離のコツが知りたい人ですね。
「断捨離 コツ 書類」だったら、書類の断捨離のコツが知りたいっていう人になりますね。
「断捨離 後悔」。
これは断捨離をしたいんだけれども後悔するんではないかっていう不安の感情が見えてきますね。
「断捨離 服 50代」。
これはより具体的で50代の服の断捨離の仕方が知りたいってことですね。
20代でも30代でも40代でもない、50代の服の断捨離です。
そしてこれらで実際に検索してみて、上位の記事を見てみます。
上位の記事っていうのはユーザーの悩みとか疑問に回答している記事なんですね。
上位の記事を見ることによって、そのキーワードのユーザーの感情がより具体的に見えてくるようになっていきます。
これもリサーチの一つですね。
キーワードの裏を読む
キーワードの裏を読むっていうことで。
「青森 5月 気温」。
このキーワードの中にあるユーザーの悩み・疑問、これは何だと思いますでしょうか。
少し考えてみてください。
「青森 5月 気温」だと、単純に気温を知りたいっていうのは分かりますね。
ですがこれとは別に、5月に青森旅行に行く人だとどういった服装がいいのか、マフラーとか手袋とか何か必要なものがあるんだろうか。
このようなことをユーザーが知りたいんですね。
で実際に検索してみると、悩み・疑問に答えた記事が上位にあります。
「青森 5月 気温」だけだと単純に基本っていうのを知りたいんだって思うかもしれないです。
だけど、さらにキーワードの裏を読むようにすると、こういう風にどういった服装がいいのかとか何か必要なものがあるのかっていう、ユーザーの悩み・疑問が見つかるようになります。
実際に「青森 5月 気温」の関連キーワードを見てみると、服装っていうのがあるんですね。
「青森 気温 服装 5月」。
表向きの悩み・疑問の他に、さらに奥の悩み・疑問があるっていうことです。
これがキーワードの裏を読むってことです。
文字数は多いほうがいい?
文字数は多い方がいいのかっていうことで、文字数が多いから悩み・疑問が解決されるわけではないです。
缶蹴りって言う検索結果がそうですね。
缶蹴りで実際に検索してみるとWikipediaなどいろいろ出ますが、
ただ缶蹴りのルールが書かれているだけのサイトもあります。
遊び方が書かれているだけです。
コトバンクとかも文字数関係ないです。
缶蹴りで検索すると文字数が少ないサイトが上位に来ます。
これはSEOというのは相対評価なんで、ドメインパワーとか専門性なども必要なんですが、文字数の多さが重要なのではなくてユーザーが知りたいことに答えているかっていうのが重要です。
シンプルにユーザーの悩み・疑問に答えるってことが最も重要なんですね。
そこに文字数とかは関係ないです。
とは言ってもこれは缶蹴りの例であって、大抵の悩み・疑問っていうのは普通に書いていったら千文字とかは超えてくるんで、逆に少ない方がいいとかそういう訳ではないです。
文字数の多さとか少なさっていうのは、ユーザーには関係ないです。
関係あるとしたらこちらの都合です。
書きたくないとか、文字数が少ない方が楽とか、そういうことなんですね。
大事なのはユーザーの悩み・疑問に答えてるってことです。
アクセス=人
次がアクセス=人っていうことで、
アクセス数とかPV数が急に下がることってあるんですね。
これは私の持っているブログのアクセス解析なんですけど、矢印の部分が1月1日の元日です。
その前のグラフが大晦日です。
急にガクって下がってるんですよね。
これは何でかって言うと、その大晦日とか1月1日っていうのは、
忘年会とか飲み会に参加
テレビの特番などの紅白を見ている
故郷へ帰省
両親とか親戚とかと一緒に過ごしている
海外旅行へ行っている
そもそも、ネットを使っていない
など。
大晦日とか正月は、そもそもネットをしてる暇っていうのはないんですね。
なので大晦日と1月1日のこの2日だけは特にガクッアクセスが下がったんです。
大晦日とか1月1日の正月の他にも、成人の日とか卒業式、入学式とかゴールデンウィークとかアクセスが減る傾向になる日っていうのがあります。
人々が何かと忙しい時期っていうのはアクセスが下がることが多い。
なのでこの時期にアクセスが下がったとしても落ち込んだりする必要はないですね。
逆にこれらに関する記事内容であればアクセスは上がる傾向にあります。
つまりミドルレンジキーワードです。
大晦に関する記事、正月に関する記事、成人式、卒業式、入学式、ゴールデンウィークに関する記事とかであればアクセスは逆に上がる可能性があります。
こういう時に、『アクセス=人』なんだなってことをいつも実感します。
その人たちが欲望とか恐怖、好奇心とか不安の感情を持って、
悩み・疑問を解決しようと思って検索する訳ですね。
そういう人達に向けて悩み・疑問を解決できる記事を答えとして返すわけです。
アクセス=人です。
検索エンジンは、ユーザーの悩み・疑問をつかんでいる
検索エンジンは、ユーザーの悩み・疑問をつかんでいるってことで、
例えば「マっサージ」っていうキーワード。
ちっちゃい「つ」だけ平仮名なんですよね。
こういうユーザーの誤字脱字などを狙ったとしても、検索結果では正しく修正されて結果が出るんで無意味です。
昔はこれら別々で検索結果が出たりもしたんですけども、今ではちゃんと修正されて結果が出るのでこれらを狙っても意味がないです。
「そば」っていうキーワード。
「蕎麦・ソバ・そば」
漢字、カタカナ、ひらがなの違いです。
これらの違いで狙ったとしても検索結果では同じなんでそれぞれ書いてあっても意味がないです。
漢字、カタカナ、ひらがなで違う意味になるっていうのは関連キーワードによって検索結果が変わってきます。
例えば漢字の「蕎麦 店」ってすると、食べ物の蕎麦のお店が出てくるでしょう。
「そば」って関連キーワードは、その隣いるとかとかそばにいるとか、そういうことだとそれに合った検索結果が出るようになります。
また「~とは」とか「人物名 年齢」、「人物名 妻・夫」、「動物 寿命」。
これらを検索すると検索上部に答えが出るようになるんですね。
これはユーザビリティの為です。
検索結果で完結すればわざわざブログに訪れなくて済むので、すぐに答えを掴むことができます。
検索結果で上部に出るような答えの記事を書いたとしても、ブログに訪れてもらえる可能性は非常に低いです。
なので概要では得られない答えがあるキーワードを選ぶ必要があります。
「相対性理論」とあって検索してみると、一番上に概要が出てきます。
ドラゴンボールとかで有名な鳥山明さん。
「鳥山明 年齢」で見ると現在の年齢ができます。
その鳥山明さんの妻は誰なのかっていうことをこう調べてみると、みかみなちさんっていう方が配偶者なんだっていうことが検索上部に出てきます。
猫の寿命が知りたいと思って「猫 寿命」で検索してみると、大体2年から16年なのかなっていう答えが出てきますね。
このように検索エンジンの精度っていうのは非常に高くなっています。
ですが、それでも答えられない悩み・疑問というのがユーザーにはあるんですね。
その悩み・疑問を解決する記事を書いていくことによってブログにアクセスを呼ぶことができます。
検索キーワードを打ち込んだユーザーの悩み・疑問を深く知る
これらのように検索キーワードを打ち込んだユーザーの悩み・疑問を深く知ると、その悩み疑問を解決できる記事を書くことができるようになります。
逆を言えば悩み・疑問を知らないと、全く書けなくなるってことですね。
その悩み疑問を解決できる記事があると、ユーザーの評価が高いものになります。
つまり滞在時間とかページセッションが増えるっていうことですね。
ユーザーのためになっている記事のため、Googleに評価されるようになります。
つまり検索上位に表示されるようになります。
検索上位に表示されたらアクセスが来るようになりますね。
ユーザーの悩み・疑問に答えてユーザーのためになる記事にすること。
これが本質です。
これが最も重要なことなんですね。
これができていないと、アクセスを呼ぶブログにすることはできないです。
ユーザーはなぜ検索するかと言うと悩み・疑問を解決したいと思ってるんですね。
その為にキーワードの外側・内側を知ってキーワードの裏を読みます。
文字数は関係ないですね。
アクセス=人です。
検索エンジンはユーザーの悩み・疑問を掴んでいます。
ですが検索エンジンもロボットなんでそこまで深く掴めてないですね。
やはり深い部分で悩み・疑問を解決できるのは人なんですね。
ユーザーの悩み・疑問を深く知ることによって、その悩み・疑問を解決できる記事を書くことができるようになります。
これが本質です。
ユーザーはなぜそのキーワードで検索したのか、そのキーワードにはどんな感情が、どんな悩み・疑問があるのか、これをイメージします。
そして深く知るようにします。
これがとても重要です。